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地震直後の宮城・南三陸町 国道45号線(歌津大橋)から撮影
伊里前湾(午後3時すぎ)
はじめ湾内から水が引いていた
湾内に水が入り始める(午後3時15分すぎ)
津波を知らせる警報アナウンス 「海岸付近には、絶対に近づかないでください」
「当地方に大津波警報が発令されています... 海岸付近には、絶対に近づかないでください」
徐々に湾内の水位が上昇してくる
堤防付近には、まだ人の姿が... (午後3時20分ごろ)
繰り返される警報アナウンス 「ただいま、津波が確認されています。高台に避難してください」
繰り返される警報アナウンス 「海岸付近には、絶対に近づかないでください」
堤防から一気に水があふれ出す
「ダメだ! 山に逃げて!」
この時、撮影者の自宅も津波に襲われた
突然、背後から水が...
管の浜(くだのはま)方面
さらに高い所に移動する撮影者
ほぼ水没状態となった歌津の町並み (午後3時30分ごろ)
「家が崩されてきたよ。泥水になった...」
「(波の高さ)6メートルどころじゃすまない」
「学校でさえ、危ないんじゃない?」
「すごいなぁ...」
南三陸町立伊里前小学校の体育館
「弱ってきた、少し弱ってきた」
「伊里前全滅です」
「伊里前どころじゃない。たぶん太平洋(側)全部津波だ」
「今度は引き波で、みんな持っていかれる」
「この引き潮(の力が)が強いんだよな」
「小学校の上まで、(水が)行った」 「小学校まで上がっちゃった?」
「公民館、小学校、中学校まで...」
「公民館も流されたんじゃないか?」
「(公民館の)形だけは残ってる」
「あぁ、みんな持っていかれる」
「この音...」
引き波で湾の方に運ばれた家屋が次々と橋にぶつかり、 音を立てて破壊される
「手前が保健センターだな」
「雪は降るし... 」
「(岬の)先端はどうなっているかな?」
「41分...。時間にしてそんなにたってないんじゃないか?」
南側(三嶋岬の先端部)に移動して撮影
波が去り、撮影者は岬の高台を降りた (午後3時45分ごろ)
歌津魚竜館(南三陸町水産振興センター)
「大変なことになりました」
伊里前川防潮水門
海抜約15メートル 南三陸町立伊里前小学校 (午後4時ごろ)
「小学校まで、(波が)上がりました」
「津波に...雪が降ってきました」
「なんてことでしょう」
「これが自然現象でしょうか」
「人生とは、こういうものでしょうか」
JR気仙沼線・歌津駅 (午後4時15分ごろ)
伊里前小学校とほぼ同じ、海抜約15メートルの高台にある この歌津駅周辺も津波の被害を受けた
再び、南三陸町立伊里前小学校から撮影
「ここまで、車が寄せられました」
「二宮 金次郎の像です」
伊里前小学校の校庭から被災した町を見渡す (午後5時すぎ)
「余震があります。揺れています」
「唐島だけは変わりありません」
「歌津大橋も流れてしまいました」
「防波堤...第1防波堤もなし」
歌津公民館(南三陸町役場・歌津総合支所)
「立派な施設に...できたばっかりなのに」
画面奥左の建物は、仙台銀行 歌津支店 右の建物は、保健センター(南三陸町役場・歌津総合支所)
橋が崩落し、国道45号線(歌津バイパス)は 完全に寸断された
伊里前小学校の東側から撮影(午後5時半すぎ)
「消防の方でしょうか」
「逃げ遅れた方の捜索をしているようです」
「すごいもんだ」